モチベーションを維持する方法7選
モチベーションを維持し続けることは、宅建の勉強では非常に重要なことです。しかし、やる気を持続させることが難しいという人も多いはずです。弊社の通信講座(個別指導)の受講者様でも、「モチベーションが上がらず勉強が止まっています」というご相談をよく受けます。そのような人のために、この記事ではモチベーションを維持するための方法を解説します。自分にあった勉強意欲の維持の方法を知り、今後の学習に役立ててください。
1.宅建合格を目指した理由を思い出す
宅建を受験しようと思ったとき、必ず、宅建合格を目指す理由があったはずです。
- 不動産会社に就職・転職して、給料をアップさせたい
- 就職や転職に役立てたい
- 宅建の資格を取って、再就職の武器にしたい
- 不動産会社を作って、独立したい
- 認知症の防止のために勉強したい
- 不動産投資をするために、宅建の知識を付けたい
人それぞれ理由は違うと思いますが、ほとんどの方が試験日までの間に一度はモチベーションが下がることはあります。そんな時に、上記のようなことを再度思い出すとモチベーションは維持されやすいです。
2.宅建合格したときのメリットを考える
これは、先ほど解説した「宅建合格を目指した理由を思い出す」と重複する部分でもあります。「宅建合格したときのメリット」とは、例えば、「宅建に合格したら資格手当として毎月2万円もらえる」というものです。
それ以外でも、「現在、介護職の仕事をしていて、手取りの給料が15万円。もし、宅建に合格して不動産会社に就職できれば、手取りの給料が少なくとも20万円になるから、生活が楽になる」というのも、これに当たります。このメリットを思い出すだけでも、このメリットのために頑張ろう!という気持ちになれるはずです。ぜひ、試してみてください!
3.宅建に落ちた時のデメリットを考える
例えば、宅建に落ちてしまったら「正社員になれない」というのは、デメリットです。
私自身も宅建の勉強をしているときは、「宅建に落ちた時のデメリット」を考えて、勉強のやる気を維持していました。具体的には、「落ちた時に周りの人から馬鹿にされることを想像して、絶対にそうなりたくない!」と思って、勉強に取り掛かっていました。受験生だった当時、私の周りには50代後半から60代の方が多くいました。この人たちは、「宅建=簡単に取れる資格」というイメージを持っていました。事実、この人たちの時代のとき(昭和時代)は、宅建試験は簡単な試験でした。そのため、もし、宅建試験に落ちたら、「あんな簡単な試験に落ちたのか!?」と馬鹿にされ、笑い者の対象となってしまんです。それだけは絶対嫌だったので、モチベーションが下がった時には、「万一、受験に失敗したら、馬鹿にされること」を想像して、「絶対受かってやる!」と自分を奮起させて勉強を再開していました。
4.他人に宅建合格することを伝える
「次の宅建試験で、合格するよ!」と周りの友達や家族に宣言する方法です。これは、心理学では「パブリックコミットメント」と言うのですが、目標を周囲に宣言することで責任感が生まれ、やる気や努力する気持ちが強まります。この場合、「宅建合格することだけを宣言」するだけでなく、都度、勉強がどれくらい進んでいるのかという「進捗状況」なども合わせて報告すると、モチベーション維持の効果をより一層高めることが期待できます。
5.今日、勉強すべきことを計画に入れておく
今使っているスケジュール帳に「今日、何を勉強するのか」を記載しておくとよいでしょう。スケジュール帳は、手帳だけでなく、スケジュールのアプリでもいいです。毎日必ず見るところに記載しておくことをおススメします。そうすると、毎日、勉強すべき部分を確認することになるので、見るたび、「今日はここを勉強しないといけないな!」と思えるようになります。
これはいわゆる「ToDoリスト」と考えてもらってもよいです。ToDoリストを作ると「せっかく作ったのだから、全部やり終えたい」気持ちになる効果があるので、ぜひ、作ってください!ToDoリストを作成する際のコツは、「実現可能な内容にすること」です。例えば、「1日で、権利関係を全分野を勉強する」という目標は、絶対に達成できないので、結局、計画倒れで終わってしまいます。また、ストレスにもなります。そのため、例えば、「権利関係のテキストP1~5まで読む」といった感じで、実現可能な目標を具体的に、計画にしましょう。
ポイントは、「具体的」に決めておくことです。単に「勉強をする時間帯」だけ決めてあっても、いざ勉強時間になっても、「どの勉強をしよう?」と考え込んでしまう時間があると、勉強は進まず、やる気も下がってきます。そのため上記のように「ページ数」や「問題数」など、数値で計画を立てていくことをおススメします。
6.適度に休憩を取る
精神科医の樺沢紫苑先生によると、「人間が集中できる限界は90分で、これ以上続けると脳が疲れ切ってしまい、モチベーションが下がってしまう」と言っています。人によって、集中できる時間は異なるので、どれくらいの時間集中できるかは、早い段階で、タイマーを使って測定しておくとよいでしょう。例えば、あなたが集中して勉強できる時間が1時間なのであれば、1時間ごとに休憩を入れて、気分転換をことで、勉強のモチベーションを維持することができます。
東大OBのクイズ王・伊沢拓司氏は、集中力が落ちてきたと感じたら、以下の行動を取って気分転換をするようです。
- トイレに行く
- 塾の周りを1周する
- ガムを噛む
私の場合は、下記のような行動を取っていました。
- 15分~20分の仮眠
- シャワーを浴びる
- 顔を洗う
- 勉強場所を変える(勉強場所を移動している時間が休憩時間になる)
短時間でも深呼吸をするなどして、「自分はしっかり休んだ」と暗示をかけるだけでも、脳は休んだ気持ちになり、集中力をキープすることが可能です。
まずは、あなたが集中できる時間を測定して、その後、どうすれば脳を休ませることができるのかを上記を参考に色々試してみるとよいでしょう。
7.カフェインを取る
カフェインは、コーヒーやエナジードリンクに多く含まれます。そして、カフェインは、脳の中枢に作用して「眠気防止」や「疲れを感じにくくさせたり」「集中力を高める」効果があると言われています。
また、カフェインは、「集中力」だけではなく「記憶力」にも作用するという説もあるため、暗記系の勉強をするときにも、効果的です。
カフェインは、効くまでに時間がかかるので、勉強開始の約30分前位に摂取するのがよいでしょう。もちろん、カフェインの取過ぎには注意が必要です。コーヒーであれば1日5杯まで、エナジードリンクであれば、1日3本までにしておきましょう。
レトスの個別指導では、毎週1回、勉強が計画通り進んでいるかの確認を行っており、その中で、やる気が下がっていないかも確認しています。個別にメールのやり取りをさせていただくので、やる気が下がっている原因等も教えてもらっています。家族関係や夫婦仲、恋人との関係、さらには仕事上の人間関係等、プライベートなことが原因でやる気が下がっている場合もあり、弊社では解決できない事もありますが、話を聞くことは行っております。それだけでも受講者様は気持ちは楽になっていただいており、少しの期間、勉強ができなくても、早い段階で、勉強を再開していただいております。
もし、モチベーション管理があなた自身で出来ないようでしたら、ぜひ、レトスの通信講座(個別指導)をご利用ください!
きっと、あなたは、レトスを選んでよかったと思っていただけるはずです。一緒に勉強して、宅建合格しましょう♪そして、一緒に合格を喜びましょう♪