2024-03-22

宅建に一発合格するための具体的な学習計画

計画を立てる際に、まず初めに考えることは、試験まで何か月勉強できる期間があるかどうかです。
この勉強期間によって、計画は変わってくるので、勉強期間によって学習計画を分けて解説していきます。

基本的な考え方としては、試験日までに下記を目標として計画を立てます。

過去問10年分は8割以上解けるようにすること
予想模試3冊(合計9回分)を8割以上解けるようにすること

ただし、宅建試験の勉強を始める時期が遅かった方は、過去問や模試の量を減らして、計画を立てます。いずれにおいても、「8割以上解けるようにすること」は守った方がよいでしょう。

その理由は、「曖昧な知識は点数を生まない。確実な知識が点数を生む」という格言があるからです。

つまり、過去問10年分、予想模試3冊を行ったとしても、すべて曖昧な知識だったら、これでは、ほとんど得点につながらず、宅建試験で合格点は取れません。一方、過去問を3年分、予想模試を1冊しか行っていなかったとしても、確実な知識が8割あれば、ここに関する問題が出れば得点につながり、こちらの方が前者よりも合格する可能性は高くなります。そのため、勉強の開始時期が遅れた場合は、安易に範囲を広げた勉強をするのではなく、狭い範囲でも、確実な知識をできるだけ増やしていく勉強をしていった方が、本試験で良い点数を取ることができます。

逆算して計画を立てること

計画を立てる際に重要なことの1つ目は、試験日までの勉強期間から逆算して、1日の勉強量を決めていくということです。この「逆算」の考え方をせずに、「積み上げ式」で考えると、試験に間に合わない可能性が出てきます。「積み上げ式」とは、例えば、試験日までに学習期間を考えずに、とりあえず、「毎日2ページずつ勉強しよう!」といった考え方です。もし、試験日まで4か月しかないと仮定すると、勉強期間は120日です。1日2ページずつ進めるので、4か月で240ページ勉強できることになります。もし、お持ちの問題集が300ページあるとすれば、試験日までに、この問題集を1周もできないことになります。これでは、計画を作成した時点で、不合格は確定しています。そのため、「積み上げ式」の思考法はやめましょう。逆算思考で計画を立てることが、合格するための第一歩となります。

勉強内容を具体的に計画に落とし込むこと

計画を立てる際によくある間違いは、「毎日2時間勉強しよう!」といった感じで「勉強時間」を基準に計画を立てることです。これでは、毎日2時間勉強すればOKということになり、毎日2時間勉強していても、色々調べることが多くて、全然進んでいないといった場合もあります。これでは、試験の間に合わない可能性があります。そのため、勉強時間で計画を立てることは避けましょう。計画は、「ページ数」や「問題数」を基準に立てる方がよいです。例えば、「毎日、テキスト4ページずつ進める」だったり「毎日、5問解いていく」といった計画がよいでしょう。ここからは、具体的に勉強を開始する月ごとに毎日、何問勉強しなければいけないのかを計算していきます。

10月から勉強を開始する場合(学習期間12か月)

学習期間12か月ということは、360日あることになります。そして、7月中旬の試験3か月前(残り90日)からは、模試を行う流れになるので、過去問を行える期間は270日です。

この270日で、過去問10年分を3周は行いところです。過去問10年分は、1年分で50問あるので、問題数でいうと500問あります。500問を3周行うということは、合計1500問を270日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、5.5問行う計算になります。なので、「1日6問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、3冊9回分を、7月中旬の試験3か月前(残り90日)から行うとすると、3冊9回は、450問あるので、これを2周する計画で考えれば、900問行うことになります。そのため、900問を90日で行う計画なので、「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

11月から勉強を開始する場合(学習期間11か月)

学習期間11か月ということは、330日あることになります。そして、7月中旬の試験3か月前(残り90日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は240日です。

この240日で、過去問10年分を3周は行えるはずです。計算方法は、10月から勉強を開始する場合と同じです。
500問を3周行うということは、合計1500問を240日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、6.25問行う計算になります。なので、「1日7問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、10月から勉強を始める場合と同じです!3冊9回分を、7月中旬の試験3か月前(残り90日)から行う計画でよいでしょう。この場合「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画となります。

12月から勉強を開始する場合(学習期間10か月)

学習期間10か月ということは、300日あることになります。そして、7月中旬の試験3か月前(残り90日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は210日です。

この210日で、過去問10年分を3周は行えるはずです。計算方法は、10月から勉強を開始する場合と同じです。
500問を3周行うということは、合計1500問を210日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、7.14問行う計算になります。なので、「1日8問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、10月から勉強を始める場合と同じです!3冊9回分を、7月中旬の試験3か月前(残り90日)から行う計画でよいでしょう。この場合「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画となります。

1月から勉強を開始する場合(学習期間9か月)

学習期間9か月ということは、270日あることになります。そして、7月中旬の試験3か月前(残り90日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は180日です。

この180日で、過去問10年分を3周は行えるはずです。計算方法は、10月から勉強を開始する場合と同じです。
500問を3周行うということは、合計1500問を180日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、8.3問行う計算になります。なので、「1日9問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、10月から勉強を始める場合と同じです!3冊9回分を、7月中旬の試験3か月前(残り90日)から行う計画でよいでしょう。この場合「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画となります。

2月から勉強を開始する場合(学習期間8か月)

学習期間8か月ということは、240日あることになります。そして、7月中旬の試験3か月前(残り90日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は150日です。

この150日で、過去問10年分を3周は行えるはずです。計算方法は、10月から勉強を開始する場合と同じです。
500問を3周行うということは、合計1500問を150日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、10問行う計算になります。なので、「1日10問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、10月から勉強を始める場合と同じです!3冊9回分を、7月中旬の試験3か月前(残り90日)から行う計画でよいでしょう。この場合「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画となります。

3月から勉強を開始する場合(学習期間7か月)

学習期間7か月ということは、210日あることになります。そして、7月中旬の試験3か月前(残り90日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は120日です。

この120日で、過去問8年分を3周は行えるはずです。計算方法は、10月から勉強を開始する場合と同じです。400問を3周行うということは、合計1200問を120日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、10問行う計算になります。なので、「1日10問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、10月から勉強を始める場合と同じです!3冊9回分を、7月中旬の試験3か月前(残り90日)から行う計画でよいでしょう。この場合「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画となります。

4月から勉強を開始する場合(学習期間6か月)

学習期間6か月ということは、180日あることになります。そして、7月中旬の試験3か月前(残り90日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は90日です。

この90日で、過去問6年分を3周は行えるはずです。計算方法は、10月から勉強を開始する場合と同じです。300問を3周行うということは、合計900問を90日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、10問行う計算になります。なので、「1日10問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、10月から勉強を始める場合と同じです!3冊9回分を、7月中旬の試験3か月前(残り90日)から行う計画でよいでしょう。この場合「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画となります。

5月から勉強を開始する場合(学習期間5か月)

学習期間5か月ということは、150日あることになります。そして、8月中旬の試験2か月前(残り60日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は90日です。

この90日で、過去問6年分を3周は行えるはずです。計算方法は、10月から勉強を開始する場合と同じです。300問を3周行うということは、合計900問を90日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、10問行う計算になります。なので、「1日10問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、2冊6回分を、8月中旬の試験2か月前(残り60日)から行う計画でよいでしょう。模試6回分となると300問あります。これを2周する計画で考えれば、600問行うことになります。そのため、600問を60日で行う計画なので、「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

6月から勉強を開始する場合(学習期間4か月)

学習期間4か月ということは、120日あることになります。そして、8月中旬の試験2か月前(残り60日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は60日です。

この60日で、過去問4年分を3周は行えるはずです。計算方法は、4年分は「200問」あるので、3周で600問勉強することになります。合計600問を60日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、10問行う計算になります。なので、「1日10問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、2冊6回分を、8月中旬の試験2か月前(残り60日)から行う計画でよいでしょう。模試6回分となると300問あります。これを2周する計画で考えれば、600問行うことになります。そのため、600問を60日で行う計画なので、「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

7月から勉強を開始する場合(学習期間3か月)

学習期間3か月ということは、90日あることになります。そして、9月中旬の試験2か月前(残り30日)からは、模試を行う流れになるので過去問を行える期間は60日です。

この60日で、過去問4年分を3周は行えるはずです。計算方法は、4年分は「200問」あるので、3周で600問勉強することになります。合計600問を60日で行う計画を立てればよいです。

これを1日単位で考えれば、10問行う計算になります。なので、「1日10問」ずつ過去問を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

模試については、1冊3回分を、9月中旬の試験2か月前(残り30日)から行う計画でよいでしょう。模試3回分となると150問あります。これを2周する計画で考えれば、300問行うことになります。そのため、300問を30日で行う計画なので、「1日10問」ずつ模試を勉強していく計画を立てればよいでしょう!

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