宅建の最強勉強法「理解学習」とは?これが宅建試験に一発合格するための勉強法!
宅建の勉強をしていて、あなたはこんな勘違いしていませんか?
- なぜ、半年間1日2時間以上勉強しても合格できないか知っていますか?
- なぜ、過去問とテキストで勉強しても合格できないか知っていますか?
- なぜ、動画学習は非効率なのか知っていますか?
- なぜ、予備校に通っても合格できないか知っていますか?
上記チェックリストを読んで「えっそうなの?」と思う部分があったのではないのでしょうか?
一般的には
- 「1日2時間勉強すれば合格できる」
- 「動画学習は効率がよい」
- 「過去問15年分とテキストをこなせば合格できる」
- 「予備校に通えば合格率が上がる」
- 「独学でも理解学習ができる」
と言われていますが、これらはすべて間違っています!
今回は、上記疑問に一つ一つ答えていき、その後に、宅建合格するために必要な「理解学習」とはどういうものかを解説していきます。
1.なぜ、半年間1日2時間以上勉強しても合格できないか知っていますか?
最近、無料メルマガをご覧いただいているお客様からこのようなメールが来ました。
昨年の12月から1日2時間かかさず通信教育で勉強をしているのですが、ここにきて、これまで勉強してきた内容が全体的に広く浅くて、過去問の問題文も意味が分からないことがあります。
また、頭の中がごちゃごちゃです。どうしたらいいでしょうか?
実際、このようなお悩みを持っている方は、この方だけではないと思います。あなたも同じようなお悩みを持っているのではないでしょうか?
重要なことは、「勉強時間」ではなく、「勉強の質」です。
もちろん勉強をしなければ合格はできませんが、勉強の質が悪ければどれだけ勉強しても合格はできません。
私が知っている限りで、宅建に7回も落ちている方を10人以上知っています。この方々は、勉強時間は申し分ないくらいです。
でも、やり方が悪いんです。
単に過去問集の解説やテキストの内容を「丸暗記」するだけでは合格は厳しいです。
2.なぜ、過去問とテキストで勉強しても合格できないか知っていますか?
実際、私はこのことを身をもって体験しました。私は12月から勉強を始めたのですが、その時、全く不動産の知識や法律の知識はありませんでした。そのため、どうやって勉強したらいいかも分かりません。
「宅建の勉強の仕方ってどうやってやればいいんだろう?」、「どんなテキストがいいんだろう?」と疑問だったのでネットの情報を参考にして「市販の参考書」と「1問1答の過去問集」を購入しました。
ネットの情報によれば、とりあえず過去問を勉強すれば合格できるということで、それに従い、過去問集をドンドン進めていきました。
4月ごろになり、一通り学習も終わったので、一度も解いたことのない過去問1年分を解いてみようと思い、2時間 時間を計って解いてみたら、なんと18点。(*_*)
この時、初めてテキストと過去問集の丸暗記では合格できないことに気づきました。
当たり前ですよね。テキストや過去問の内容を理解できていないのに、頭に残るはずがないですよね。そこで、考えたのが「動画学習!」
これなら、理解できるのではないか?と思ったわけです!
3.なぜ、動画学習は非効率なのか知っていますか?
YouTubeでは動画がたくさんアップされているので、それを見ながら勉強を進めたんです。
しかし、あることに気づきました。テキストを読みながら学習するのに5分かかる部分が動画だと10分以上かかって解説されているんです。
つまり2倍以上時間のロスになるわけです。
しかも、動画の内容はテキストの内容とそれほど変わりません。テキストの内容を読んでいる感じでした。それなら、あまり動画の意味がないような・・・
ここまでは許せます。でも、それよりも恐ろしいことがあります!
それは、
「動画を見るだけで勉強した気になってしまう」
「動画学習なので読解力が付かない」
これは致命傷 です。
動画を見ただけで分かった気になってしまいますが、「分かる」と「解ける」は全く別物です。自力で解けるようにしないと意味がありません。
そして、宅建試験は、問題文が長いのが特徴です。
これに対応するためには、、、長い文章を読む訓練をしないといけないんです。これをしていない人が多いです。
もちろん、長文を読み解くには、それなりのノウハウがあります。
しかし、それを知らなくても、文章を理解するよう努力する必要はあるでしょう。
それをせずに、動画学習を行うのは逆に非効率な学習になってしまいます。
どうすればいいんだ?多少お金はかかっても手っ取り早く、予備校に通えばいいんじゃないか!と思われるかもしれません。
でも、予備校に通ったからといって、あなたの合格率が上がるわけではありません。
4.なぜ、予備校に通っても合格できないか知っていますか?
ここからは、私の体験ではありません。弊社の受講者(Aさん)から伺った体験談です。
何から始めたらよいか分からないAさんは「駅前の学校に通えば何とかなるだろう」と思い、約20万円の受講料を支払い通い始めました。
しかし、講義を聞いても法律用語が難しくて理解できない始末。宿題も非常に多くそれをこなすのでいっぱいいっぱいの状況。
講義が理解できていないので、宿題をしても答えと解説を覚えるしかない状況。でも、1日経つと忘れてしまう。
これで大丈夫なのかな?と不安になりながら勉強を進めていました。
試験前になって模試を解いても20点台、案の定、本試験でも20点台で落ちてしまったとのことです。
このようなことは、Aさんだけに限ったことでしょうか?
違います!
私の受講者の中で、予備校に通っていた方のほとんどがこのような感じです。
つまり、予備校に通っても、理解学習ができなければ合格はできないのです。
では、 なぜ予備校に通っても理解学習ができないのか?
Aさんが、頭が悪いからではありません。
予備校の講義で「理解」するための情報を解説していないからです。
でもこれは仕方がないことです。なぜなら、予備校に通っても多くて「週に3回」、「1回あたり2時間」くらいしか講義ができません。
しかも、1年間ずっと講義をするのかというとそうではありません。全24回や30回と限られています。
これでは「ポイントに焦点」を当てた講義をするしかなく、「理解学習」をするまでの時間はないんです。
では 、そういう状況でAさんはどうすれば合格できるのか?
そうです。自分で勉強時間を作り、理解学習をしなければならないんです。
宅建合格するための勉強法である「理解学習」とは?
上記のお悩みをすべて解決できるのが、「理解学習」です。
理解学習は大きく分けて3つに分けることができます。
- 問題文の状況理解
- 質問内容の理解
- 解説の理解
1.問題文の状況理解
例えば下記、令和4年問4の選択肢2の問題です。
A所有の甲土地にBのCに対する債務を担保するためにCの抵当権が設定され、その旨の登記がなされた場合に関して、Cに対抗することができない賃貸借により甲土地を競売手続の開始前から使用するEは、甲土地の競売における買受人Fの買受けの時から6か月を経過するまでは、甲土地をFに引き渡すことを要しない。〇か×か?
この問題文の状況を理解するためには、「担保」「競売」という法律用語をある程度理解しておく必要があります。
もし、イメージできない人は、まず、この法律用語を調べましょう。
「担保(たんぽ)」は「保証」と置き換えると分かりやすいです。
「競売(きょうばい・けいばい)」は「オークション(ヤフオクみたいな感じ)」とイメージするとよいでしょう。
次に、図示をしましょう。
登場人物は、ABCEFの5名です。
2.質問内容の理解
質問されている内容は
「Eは、Fの買受けの時から6か月を経過するまでは、甲土地をFに引き渡すことを要しない。」〇か×かなので
EがFに引き渡さなくてもいいのであれば〇
EがFに引き渡す必要があれば×です。
3.解説の理解
「抵当権が付いた建物」を借りた場合、建物賃借人が賃借権の対抗要件を備えていないとき、競売における買受人の買受けの時から6か月を経過するまでは、引渡しを拒むことができます。
これを「明渡猶予制度」と言います。
つまり、「明渡猶予制度」は「建物」に関するものであって「土地」については、明渡猶予制度はないという部分が理解すべきポイントとなります。
このポイントについて、なぜ、土地については明渡猶予制度がないのか?
という部分までは理解する必要はありません。
ただ、内容によってはなぜ、そのようなルール(ポイント)なのかを理解しなければならないものもあります。
これは、過去問を分析しながら、理解すべきポイントか、丸暗記でよいポイントかを見極めていく必要があります。
問題ごとに異なってくるので、理解すべきポイントか、丸暗記でよいか知りたい方は、下記の理解学習を体験できる1日3問、無料の過去問解説を、ぜひご活用ください!