2024-03-25

宅建資格試験の効果的な勉強法1「テスト」

あなたは、宅建の勉強を行った後、テストを行っていますか?「テスト」とは、学んだことを理解できているか、記憶できているかをテスト(確認)することです。意外と多くの方が、このテストを行っていないです。結果として、勉強をしていてもなかなか宅建に合格できないと悩んでいる方が多いです。そこで、今回は「テスト」について解説していきます。

「テスト」の前提として宅建で出題される法律用語は調べること

私は、宅建の個別指導で「過去問中心」の勉強をお勧めしております。その理由はこの「宅建資格試験の効果的な勉強法1のテスト」とつながりがあるからです。宅建の勉強で初めて過去問を見た時、「問題文の意味が分からない・・・」「何を言っているのか分からない」

そう思いませんでしたか?

これは法律用語に慣れていないことが原因です。

例えば、「悪意」という言葉は、法律用語では「知っている」という意味です。普段使っている「悪い感情」ではありません。また、「虚偽表示」や「心裡留保」という言葉も、勉強を初めて、早い段階で目にする言葉です。
ここでは言葉の意味は解説しませんが、こういった言葉を調べながらどういう意味かを確認することは絶対行いましょう。そうしないと、いつまでたっても、問題文の意味が分からず、問題を解いていっても実力は付きません。この法律用語は調べることは前提として、本題の「テスト」に入っていきます。

宅建試験における効果的な勉強法「テスト」の行い方

テストとは、確認テストという意味もありますが、普段の過去問も勉強も「テスト」に含まれます。なぜなら、参考書で勉強した内容を、過去問を使って理解できているか、記憶できているかをテスト(確認)するからです。また、一度過去問で勉強した内容を復習する場合も、解いた内容を理解できているか、記憶できているかをテスト(確認)するので、これも「テスト」です。

レトスの個別指導では、過去問集の解説がテキストと同じくらい詳しいので、過去問集だけで、インプットとアウトプットができるので、過去問集中心の勉強を行っています。

予備校の教材や、通信講座の教材、市販の教材をお使いの場合は、過去問を解きながら(初めて勉強する方は過去問の問題と解説を読みながら)、分からない部分を参考書やテキストで調べて、勉強を進めましょう。

その際、調べたことで、参考書や解説に記載されていない内容は、手の甲位のサイズ(10cm×10cm以下)の付箋にメモを取っておいて、参考書や解説に貼り付けていくとよいでしょう。そうすれば、調べた内容を再度調べる時間が省略できるので時短になります。メモを取るのは最小限にして、メモを取るのに余計な時間を使わないようにしましょう。また、間違っても、初めから「宅建の参考書」や「宅建の過去問の解説」に記載されている内容をノートにまとめることはしないでください

>>なぜ、初めは、ノートは取らない方がよいか?

宅建試験における効果的な勉強法「テスト」における注意点

宅建の勉強をした内容について、初めてテストをする場合、初めは答えを見ずに、自分の頭だけで勉強した内容を思い出そうとしてください。どうしても分からないとき・思い出せないときは、解答解説を見て覚えなおしをして、再度、自分自身の力で解けるか、思い出せるかを確認してみましょう。もし、思い出せなかったら、再度、解答解説を見て覚えなおしをして、もう一度思い出せるか確認をしましょう!2回行って思い出せないようでしたら、飛ばして大丈夫です。また、一通り勉強が終わった後、2周目で同じように行ってみましょう。ここでのポイントは、「自分の頭で考える」ことです。これをやらないと頭に定着しないです。

翌日もテスト

上記で、テストを行って解答解説を思い出せたのであれば、翌日にもう一度自分の頭だけで解いてみましょう。そうすることで、さらに記憶の定着が促されます。

テストは理解度を確認するためではない

「テスト」というと、自分の理解度を確認するためのものと思っている方が多いです。例えば、小テストが10問あって、2問鹿解けなかった、、、と自信を喪失してやる気がなくなったり、不安になったりする方もいます。しかし、そもそも「テスト」は、「自分の理解度を確認するため」というよりも「勉強したことを定着させるため」といった方がよいです。つまり、10問の小テストで2問しか解けなかったとしても気にする必要はありません。むしろ、私たちの脳は、間違えたときに一番効果的に学ぶようにできています。覚えたことが実は間違っていたとき、つまり、勘違いをしていたとき、人はそれを正そうとして、正しい情報をより一層記憶に定着させようとします。結果として、間違えたことにより、より一層、正しい情報が記憶されやすくなるということです。ここでのポイントは、「間違える前にしっかりと答えようとしたかどうか」です。

1.問題を理解し、覚えたことを使って、自分なりに答えを出したけど間違っていた
2.問題を理解しないまま、たぶんこうだろうと思って勘に頼って答えて間違えた

この2つは明らかに違います。学習効果が得られるのは、もちろん1です。難しい話になるので参考程度でいいのですが、脳が「間違えを判明」すると、脳はドーパミンの分泌によって活性化され、ニューロン回路(脳内の情報処理機能を担う神経細胞のネットワーク)が適宜アップデートされ、記憶がより定着されるということです。

まず、あなたがやるべきこと

まず、あなたがやるべきことは、宅建の勉強をしたら、その日の寝る前に、勉強した内容を「自分の頭だけで」思い出してみてください。思い出せなかったら、宅建の参考書や過去問等を見て、覚えなおしをしてみましょう!ほとんどの内容を思い出せないと思います。それでもいいんです。思い出そうとすることが、脳を刺激して、思えなおしをしたときに記憶の定着が図られるからです。寝る前の30分でいいので、ぜひ実践してみてください!

理解学習メソッドで過去問を解説。わかりやすい!と評判の動画講座を無料でプレゼント
理解学習メソッドで過去問を解説。わかりやすい!と評判の動画講座を無料でプレゼント

毎日3問、過去問を使って
理解学習の一部を無料で解説します!
今すぐ、こちらからお申込みください!

メールアドレス

お名前(苗字のみ)





前後の記事