選択肢１ 規約の設定、変更又は廃止を行う場合は、区分所有者の過半数による集会の決議によってなされなければならない。 

【答え】誤り

【解説】
規約の設定、変更又は廃止を行う場合は、区分所有者および議決権の各3/4による集会の決議（特別決議）が必要です。 本肢は「過半数」となっているので誤りです。特別決議についてはまとめて覚えた方が効率的です。例外的な扱いをする事項もあるので、それも併せて覚えましょう！ この点は、頻出なので個別指導で、関連ポイント勉強法を使って解説します。

選択肢２ 規約を保管する者は、利害関係人の請求があったときは、正当な理由がある場合を除いて、規約の閲覧を拒んではならず、閲覧を拒絶した場合は20万円以下の過料に処される。 

【答え】正しい

【解説】
規約保管者は、利害関係人から規約の閲覧請求があった場合、正当な理由がなければ、閲覧を拒むことができません。これに違反して、閲覧を拒絶した場合、20万円以下の過料に処されます。 したがって、本肢は正しいです！ 本肢は、関連ポイントがあるので、個別指導では、関連ポイント勉強法を使って解説します！無料講座でも関連ポイント勉強法の一部を解説しているので参考にしてみてください！

選択肢３ 規約の保管場所は、建物内の見やすい場所に掲示しなければならない。 

【答え】正しい

【解説】
規約の保管場所は、建物内の見やすい場所に掲示しなければなりません。これは丸暗記勉強法でよいでしょう！ただ、本肢も関連ポイントがあるので、その点は個別指導で解説します！

選択肢４ 占有者は、建物又はその敷地若しくは附属施設の使用方法につき、区分所有者が規約又は集会の決議に基づいて負う義務と同一の義務を負う。 

【答え】正しい

【解説】
本肢は正しいです。
＜具体例＞
例えば、規約に「ペットの飼育禁止」と書いてあったら、区分所有者だけでなく占有者（例えば、賃借人）もペットを飼ってはいけません。本肢はこのことが記載されています。占有者は、「区分所有者が負う義務」と同じ義務を負うので、正しいです。

まとめ 区分所有法は、具体例を使うと暗記しやすくなります。具体例勉強法は、宅建合格するためには必要な勉強法なので、できるだけ使っていきましょう！