選択肢１ Ａには死亡した夫Ｂとの間に子Ｃがおり、Ｄには離婚した前妻Ｅとの間に子Ｆ及び子Ｇがいる。Ｆの親権はＥが有し、Ｇの親権はＤが有している。ＡとＤが婚姻した後にＤが令和３年７月１日に死亡した場合における法定相続分は、次の通りである。 Ａが２分の１、Ｆが４分の１、Ｇが４分の１ 

【答え】正しい

【解説】

本問の相続関係を図示すると、上図のようになります。「Ａには死亡した夫Ｂとの間に子Ｃがおり」という部分が左側です。「Ｄには離婚した前妻Ｅとの間に子Ｆ及び子Ｇがいる」という部分が右側です。そして、「ＡとＤが婚姻」その後「Ｄが死亡」という流れです。

＜質問内容＞
Ｄが死亡した場合の法定相続分を質問されています。

＜法定相続人は？＞
Ｄが死亡した場合、法定相続人はＤの配偶者とＤの子です。よって、Ａ・Ｆ・Ｇが法定相続人です。

＜法定相続分は？＞
法定相続人が配偶者と子の場合、配偶者の法定相続分は1/2、子の法定相続分は1/2です。子はＦ・Ｇの二人いるので、1/2を半分ずつ分けて、各1/4となります。よって、まとめるとＡが1/2、Ｆが1/4、Ｇが1/4なので、本肢は正しいです。

選択肢２ Ａには死亡した夫Ｂとの間に子Ｃがおり、Ｄには離婚した前妻Ｅとの間に子Ｆ及び子Ｇがいる。Ｆの親権はＥが有し、Ｇの親権はＤが有している。ＡとＤが婚姻した後にＤが令和３年７月１日に死亡した場合における法定相続分は、次の通りである。 Ａが２分の１、Ｃが６分の１、Ｆが６分の１、Ｇが６分の１ 

【答え】誤り

【解説】
解説は、選択肢１の解説をご確認ください。本肢は誤りです。

選択肢３ Ａには死亡した夫Ｂとの間に子Ｃがおり、Ｄには離婚した前妻Ｅとの間に子Ｆ及び子Ｇがいる。Ｆの親権はＥが有し、Ｇの親権はＤが有している。ＡとＤが婚姻した後にＤが令和３年７月１日に死亡した場合における法定相続分は、次の通りである。 Ａが２分の１、Ｇが２分の１ 

【答え】誤り

【解説】
解説は、選択肢１の解説をご確認ください。本肢は誤りです。

選択肢４ Ａには死亡した夫Ｂとの間に子Ｃがおり、Ｄには離婚した前妻Ｅとの間に子Ｆ及び子Ｇがいる。Ｆの親権はＥが有し、Ｇの親権はＤが有している。ＡとＤが婚姻した後にＤが令和３年７月１日に死亡した場合における法定相続分は、次の通りである。 Ａが２分の１、Ｃが４分の１、Ｇが４分の１ 

【答え】誤り

【解説】
解説は、選択肢１の解説をご確認ください。本肢は誤りです。

まとめ 法定相続分の計算問題は、まず、法定相続人はだれか？その後、各法定相続人の法定相続分はいくらか？と順に考えます。基本的なルールに従えば解けます。考え方を理解することが重要なので、個別指導では、理解学習勉強法を使って解説します！無料講座でも理解学習勉強法の一部を解説しているので参考にしてみてください！