2023-08-15 宅建過去問 平成23年(2011)年 問49 問題解答と解説付き 土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 住宅地としての立地条件として最も基本的な条件は、地形、地盤に関することである。 山麓部の利用に当たっては、背後の地形、地質、地盤について十分吟味する必要がある。 低地は一般に津波や地震などに対して弱く、防災的見地からは住宅地として好ましくない。 埋立地は一般に海面に対して数mの比高を持ち、干拓地より災害に対して危険である。 ♪下記より解答を選んで下さい1234正解!不正解!もう一度解答する4 ▼ 解答と解説はこちら 解答と解説 【解答】4 選択肢1 住宅地としての立地条件として最も基本的な条件は、地形、地盤に関することである。 【答え】適当 【解説】 住宅地としての立地条件として最も基本的な条件は、地形、地盤に関することです。これはそのまま覚えてしまえばよい内容です。 選択肢2 山麓部の利用に当たっては、背後の地形、地質、地盤について十分吟味する必要がある。 【答え】適当 【解説】 「山麓部:さんろくぶ」とは、「山地と平地の境目あたり」のことを指します。簡単にいえば、山のふもとで、山の下の方の緩やかな傾斜を持つ辺り一帯のことです。山裾(やますそ)とも言います。そして、山麓部の利用に当たっては、背後の地形、地質、地盤について十分吟味する必要があります。なぜなら、裏が山なので、大雨の際に土砂崩れ等の危険性があるからです。 選択肢3 低地は一般に津波や地震などに対して弱く、防災的見地からは住宅地として好ましくない。 【答え】適当 【解説】 低地は一般に津波や地震などに対して弱く、防災的見地からは住宅地として好ましくないとされています。その中でも、三角州や旧河道、後背低地などは、水害の原因となるので、特に注意が必要です。 選択肢4 埋立地は一般に海面に対して数mの比高を持ち、干拓地より災害に対して危険である。 【答え】適当でない 【解説】 埋立地は一般に海面に対して数mの比高を持ちます。一方、干拓地は海面より低い土地です。したがて、埋立地は、干拓地よりも高い位置に存在するので、干拓地よりは、災害に対して危険ではありません。 まとめ 本問は土地に関する問題です。土地に関する問題は、過去問からの出題が多いので、過去問15年分位行って、模試も2、3冊行えば、得点できます。たくさん問題を解いて、解けるようにしておきましょう!5点免除の受験生は、出題されない分野なので解かなくても大丈夫です。 同カテゴリーの前後の記事 前記事 平成23年(2011年)問48/宅建過去問 次記事 平成23年(2011年)問50/宅建過去問 毎日3問、過去問を使って 理解学習の一部を無料で解説します! 今すぐ、こちらからお申込みください! メールアドレス お名前(苗字のみ) 登録 前後の記事 前記事宅建過去問 平成23年(2011)年 問48 問題解答と解説付き 次記事宅建過去問 平成23年(2011)年 問50 問題解答と解説付き