選択肢１ 専有部分が数人の共有に属するときは、共有者は、集会においてそれぞれ議決権を行使することができる。 

【答え】誤り

【解説】
専有部分（マンション一部屋）を数人が共有しているときは、共有者は、議決権を行使すべき者一人を定めなければなりません。 よって、誤りです。本肢は、関連ポイントがあるので、関連ポイント勉強法を使って、勉強をすると効率的です。１問から数個のポイントを頭に入れると忘れにくくなります！そのため、個別指導でも、関連ポイント勉強法を使って解説しています！

選択肢２ 区分所有者の承諾を得て専有部分を占有する者は、会議の目的たる事項につき利害関係を有する場合には、集会に出席して議決権を行使することができる。 

【答え】誤り

【解説】
区分所有者の承諾を得て専有部分を占有する者（例えば、マンションの賃借人）は、集会に出席して、意見を述べることができます。一方、議決権を行使することができません。 よって、誤りです。

選択肢３ 集会においては、規約に別段の定めがある場合及び別段の決議をした場合を除いて、管理者又は集会を招集した区分所有者の1人が議長となる。 

【答え】正しい

【解説】
集会においては、原則、管理者又は集会を招集した区分所有者の1人が、議長となります。ただし、例外として、規約に別段の定めがある場合、および、別段の決議をした場合は、定めた者・決議した者が議長となります。

選択肢４ 集会の議事は、法又は規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数で決する。 

【答え】誤り

【解説】
集会の議事（集会で決めること）は、原則、区分所有者及び議決権の各過半数で決します。 例外として、区分所有法に別段の定めがある場合（＝特別決議や特殊決議となっている場合）又は、規約に別段の定めがある場合、決議に必要な数が変わります。本肢は、原則、各4分の3以上の多数で決する、となっているので誤りです。

まとめ 本問は基本的な内容なのですべて頭に入れておきましょう！ただ、単に丸暗記勉強法を使って暗記すると、宅建試験のときに緊張して頭が真っ白になる可能性があります。なので、対策としては、できる限り関連ポイント勉強法や理解学習勉強法を使って勉強するのが良いでしょう。