選択肢１ 我が国の低地は、ここ数千年の間に形成され、湿地や旧河道であった若い軟弱な地盤の地域がほとんどである。 

【答え】適当

【解説】
日本の低地は、山地から河口にかけて河川が運搬してきた土砂が堆積した平野が多いです。この中には川の氾濫によってできた地形が含まれており、湿地や旧河道であった若い軟弱な地盤の地域も多いです。よって、本肢は適当です。

選択肢２ 臨海部の低地は、洪水、高潮、地震による津波などの災害が多く、住宅地として利用するには、十分な防災対策と注意が必要である。 

【答え】適当

【解説】
臨海部の低地は、海面との高さと同じ高さなので、洪水、高潮、地震による津波などの被害を受けやすいです。そのため住宅地として利用するには、十分な防災対策と注意が必要です。そのために、市町村が出しているハザードマップを確認しておくとよいでしょう。ちなみに、東日本大震災による津波の被害も臨海部です。

選択肢３ 台地上の池沼を埋め立てた地盤は、液状化に対して安全である。 

【答え】不適当

【解説】
小さな池沼を埋め立てた所は地下に水を含んだ地層があります。そのため、地震により液状化現象が起こる可能性があります。そのため液状化に対して安全ではないので、不適当です。 分からない方は個別指導で解説します！この点は、理解すれば頭に残りやすいです。

選択肢４ 都市周辺の丘陵や山麓に広がった住宅地は、土砂災害が起こる場合があり、注意する必要がある。 

【答え】適当

【解説】
丘陵や山麓（山のふもと）の住宅地は、背後に崖があるので、大雨などで、地すべりや土石流、洪水流等が起こる可能性も高いです。そのため、十分注意すべきです。

まとめ 毎年出題される「土地」に関する問題は、過去問と予想模試をたくさん行っておけば大丈夫です。それだけで得点できる場合がほとんどです。