選択肢１ 国会議員及び地方団体の議会の議員は、固定資産評価員を兼ねることができる。

【答え】誤り

【解説】
固定資産評価員は、国会議員及び地方団体の議会の議員を兼ねることができません。よって、誤りです。

選択肢２ 登記所は、土地又は建物の表示に関する登記をしたときは、30日以内に、その旨を当該土地又は家屋の所在地の市町村長に通知しなければならない。

【答え】誤り

【解説】
登記所は、土地又は建物の表示に関する登記をしたときは、10日以内に、その旨を当該土地又は家屋の所在地の市町村長に通知しなければなりません。本肢は「30日以内」が誤りです。「10日以内」としたら正しい記述となります。

選択肢３ 住宅用地のうち小規模住宅用地に対して課する固定資産税の課税標準は、当該小規模住宅用地に係る固定資産税の課税標準となるべき価格の３分の１の額である。

【答え】誤り

【解説】
住宅用地の課税標準の特例では、住宅１戸あたり、200㎡までの部分については用地の価格（課税標準）が1/6となり、200㎡を超える部分については用地の価格（課税標準）が1/3となります。ちなみに、200㎡までの部分を「小規模住宅用地」といいます。よって、本肢は「3分の1」が誤りで、正しくは「6分の1」です。

選択肢４ 固定資産税に係る徴収金について滞納者が督促を受け、その督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに、その督促に係る固定資産税の徴収金について完納しないときは、市町村の徴税吏員は、滞納者の財産を差し押さえなければならない。

【答え】正しい

【解説】
固定資産税を滞納すると督促状（とくそくじょう）が届きます。この督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに、 その督促に係る固定資産税に係る地方団体の徴収金を完納しないとき、市町村の税金の徴収担当は、滞納者の財産を差し押えなければなりません。

まとめ 固定資産税の問題は、できるだけ過去問をたくさん解いて、覚えていきましょう。得点しやすいので、出題されたら得点源にしてほしい分野です。