2023-11-25 宅建過去問 平成27年(2015年) 問50 問題解答と解説付き 建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 木造は湿気に強い構造であり、地盤面からの基礎の立上がりをとる必要はない。 基礎の種類には、直接基礎、杭基礎等がある。 杭基礎には、木杭、既製コンクリート杭、鋼杭等がある。 建物は、上部構造と基礎構造からなり、基礎構造は上部構造を支持する役目を負うものである。 ♪下記より解答を選んで下さい1234正解!不正解!もう一度解答する1 ▼ 解答と解説はこちら 解答と解説 【解答】1 選択肢1 木造は湿気に強い構造であり、地盤面からの基礎の立上がりをとる必要はない。 【答え】不適当 【解説】 木材は湿気に弱く、水分を含むと、強度が落ち、腐ってていきます。そのため、地盤面から一定距離の基礎の立ち上がりが必要です。簡単に言えば、建物の下にある基礎(コンクリート部分)を地面より上にあげて、雨水が、直接建物の木材に浸らないようにしています。この基礎の立ち上がりがないと、雨水が木材にかかり、腐りやすくなります。よって、本肢は不適当です。個別指導では、分かりやすく図を使って解説いたします! 選択肢2 基礎の種類には、直接基礎、杭基礎等がある。 【答え】適当 【解説】 基礎の種類には、直接基礎や杭基礎があります。直接基礎とは、建物の荷重を支持地盤へ直接的に伝えることのできる基礎をいいます。浅い部分でも十分強度がある地盤の場合に用います。 一方、杭基礎とは、直接基礎では十分に建物を支持できない場合、つまり、浅い部分では、強度が十分ではない場合、杭を地盤の深くまで差し込んで、強度がある深い地盤まで杭を入れる基礎のことをいいます。 個別指導では、分かりやすく図を使って対比しながらそれぞれのメリットデメリットなども解説しています。 選択肢3 杭基礎には、木杭、既製コンクリート杭、鋼杭等がある。 【答え】適当 【解説】 杭基礎に用いられる杭はその材料により、木杭、コンクリート杭、鋼杭などに分類できます。これも 個別指導では図を使って分かりやすく解説しています。 選択肢4 建物は、上部構造と基礎構造からなり、基礎構造は上部構造を支持する役目を負うものである。 【答え】適当 【解説】 建物は、上部構造(建物本体)と基礎構造(基礎部分)から構成される。基礎構造は、上部構造からの力を地盤に伝え、上部構造を支持する役目を負っています。下の基礎部分が、上の建物部分を支えているということですね! まとめ 毎年出題される「建物」に関する問題は、過去問と予想模試をたくさん行っておけば大丈夫です。それだけで得点できる場合がほとんどです。 同カテゴリーの前後の記事 前記事 平成27年(2015年)問49/宅建過去問 次記事 毎日3問、過去問を使って 理解学習の一部を無料で解説します! 今すぐ、こちらからお申込みください! メールアドレス お名前(苗字のみ) 登録 前後の記事 前記事宅建過去問 平成27年(2015年) 問49 問題解答と解説付き 次記事宅建過去問 平成28年(2016年) 問1 問題解答と解説付き