選択肢１ 高度地区は、用途地域内において市街地の環境を維持し、又は土地利用の増進を図るため、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定める地区とされている。 

【答え】正しい

【解説】
高度地区は、用途地域内で定め、市街地の環境を維持し、又は土地利用の増進を図るため、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定める地区です。 よって、本問は正しいです。高度地区のイメージについては、個別指導で解説します！イメージ勉強法を使うと、頭に残りやすくなるので、ぜひ使ってみてください！
＜注意点＞
高度利用地区では、建築物の高さは定めないので注意しましょう！

選択肢２ 特定街区については、都市計画に、建築物の容積率並びに建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めるものとされている。 

【答え】正しい

【解説】
特定街区については、都市計画に、建築物の容積率並びに建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めます。 よって、正しいです。

選択肢３ 準住居地域は、道路の沿道としての地域の特性にふさわしい業務の利便の増進を図りつつ、これと調和した住居の環境を保護するため定める地域とされている。 

【答え】正しい

【解説】
準住居地域は、道路の沿道としての地域の特性にふさわしい業務の利便の増進を図りつつ、これと調和した住居の環境を保護するため定める地域を言います。 よって、正しいです。

選択肢４ 特別用途地区は、用途地域が定められていない土地の区域（市街化調整区域を除く。）内において、その良好な環境の形成又は保持のため当該地域の特性に応じて合理的な土地利用が行われるよう、制限すべき特定の建築物等の用途の概要を定める地区とされている。 

【答え】誤り

【解説】
本問は「特定用途制限地域」の記述です。 よって、誤りです。 特別用途地区は、用途地域内で定め、当該地区の特性にふさわしい土地利用の増進、環境の保護等の特別の目的の実現を図るため当該用途地域の指定を補完して定める地区を言います。 特別用途地区は、なぜ、用途地域内でしか定めることができないのか？という点については、個別指導で解説します！

まとめ 都市計画法における地域地区の問題は、覚えてしまえば解けるのですが、似たような内容が多いので、丸暗記勉強法では、なかなか対応できません。なぜなら、丸暗記勉強法だと、本試験で緊張して、頭が真っ白になるからです。そうならないためにもイメージ勉強法を使った方が効果的です。イメージができていれば、ルールを暗記していなくてもそのイメージから答えを導くことができるからです。