選択肢ア 市街化調整区域において、国が設置する医療法に規定する病院の用に供する施設である建築物の建築の用に供する目的で行われる1,500㎡の開発行為を行う場合、開発許可は必要か。

【答え】開発許可は必要

【解説】
「病院」は、開発許可不要の公益上必要な建築物に該当しません。そのため、 市街化調整区域内で1500㎡の開発行為を行う場合は開発許可が必要です。開発許可の問題は答えの導き方が分かれば全て解けます！そのため、混乱する方は個別指導では、答えの導き方を解説します！開発許可の要否の問題は得点源になるので、ひっかけ問題も含めてどんな問題出ても必ず解けるようをしておきましょう！

選択肢イ 市街化区域において、農林漁業を営む者の居住の用に供する建築物の建築の用に供する目的で行われる1,200㎡の開発行為を行う場合、開発許可は必要か。

【答え】開発許可は必要

【解説】
市街化区域内においては農林漁業を営む者の居住の用に供する建築物（マイホーム）の建築の用に供する目的で行われる開発行為は、開発許可不要の例外ではありません。開発許可不要の例外となるのは、市街化調整区域内の場合です。つまり、原則どおり、1000㎡以上の開発行為は開発許可が必要なので、本肢は、開発許可が必要です。

選択肢ウ 区域区分が定められていない都市計画区域において、社会教育法に規定する公民館の用に供する施設である建築物の建築の用に供する目的で行われる4,000㎡の開発行為を行う場合、開発許可は必要か。

【答え】開発許可不要

【解説】
「公民館」は、公益上必要な建築物に該当するので開発許可は不要です！ そのため、区域区分が定められていない都市計画区域（非線引都市計画区域）において、公民館の建築のために行われる4,000㎡の開発行為を行う場合、開発許可は不要です。

まとめ 開発許可の要否の問題は、答えの導き方を理解すれば、どんな問題でも解けるようになるので得点源にしましょう！これが理解学習です！必ず得点すべき問題を増やしていくことが合格するために重要です！